自分の実況配信でe-sportsの面白さを伝えられるようにゲーム知識や話術、動画編集技術を磨いています。
e-sportsストリーマーとは
e-sportsの配信で視聴者を楽しませる職業
ストリーマーとは、e-sportsのライブ映像を配信・編集したり、実況・解説する人を指します。e-sportsが日本でも普及し、「プロゲーマー」や「ストリーマー」も馴染みある言葉となりました。元々はライブ配信を行っている人を”配信者”と呼んでいましたが、最近ではゲーム配信で生計を立てている人をストリーマーと呼んでいます。ストリーマーの主な収入は配信を視聴している視聴者からの投げ銭や広告収入です。有料コメント制度などがあり、視聴者が気に入ったストリーマーに対してお金を払って支援することができるので、ゲームスキルだけでなく、ストリーマーの話術や人間性、ファンとの丁寧なコミュニケーションが大切になります。また、人気ストリーマーになると、プロゲーマーのように企業からオファーをもらい、スポンサード契約を結ぶケースもあります。e-sportsストリーマーとしてキャラクターを確立し、多くの視聴者に支持されることはストリーマーとして大きな喜びといえます。
e-sportsストリーマーってどんな仕事?
e-sportsの認知や発展に貢献
ストリーマーはTwitchなどの配信プラットフォームで、自分のチャンネルを開設してゲームプレイを配信しています。
プロゲーマーがチームや企業に属して大会に出場するのに対し、ストリーマーは幅広く人気のタイトルをプレイして、それを配信し、視聴者を楽しませ、視聴者とチャットなどでコミュニケーションを取ります。自身の配信を通してエンターテインメントを提供することで、視聴者からの投げ銭や広告収入、有料動画購読などで収入を得ています。ストリーマーとして人気を得ることができれば、ゲーム配信だけでなく、e-sportsイベントにゲストや実況解説で出演をしたり、企業とタイアップをして大会の宣伝をするなどストリーマーの枠に囚われず、多方面での活動も可能です。ストリーマーはe-sportsの認知や発展に欠かせない重要な役割を担っていると言えるでしょう。
それでは、より多くの視聴者を増やすための心がけやコツをお伝えします。
企画力
視聴者が集まる配信映像を生み出す企画力や視聴者を楽しませる動画編集・配信技術を磨きましょう。
実力を身に付ける
視聴者の目を引くような魅せるプレイや武器があると配信を観てもらいやすくなります。ゲームが上手くなりたいと思っている視聴者に対し、お手本になるよう実力を高める努力は欠かせません。
継続的な配信
固定ファンを増やすコツは、毎日決まった曜日や時間に定期的に配信をし、継続することが大切です。
多くのファンを作る
トークの面白さや実況・解説の分かりやすさや戦術など、ファンを楽しませる工夫が重要視されます。また観ている人に不快感を与えない言葉選びも大切です。
どうすればe-sportsストリーマーになれる?
e-sportsストリーマーへの道のり
e-sportsストリーマーになるために必須の資格は特にありませんが、ゲーム配信技術や実況など視聴者を引き込むトーク術など専門的な技術が求められるため、e-sportsストリーマーを養成する専門学校などで知識と技術を身につけることをおすすめします。専門学校では現役プロゲーマーや、専門講師からゲーム配信について直接学べるので、ストリーマーの理解を深めることができるでしょう。人気プロゲーマーになるには絶対的なゲームの強さが求められますが、ストリーマーは特別なスキルがなくても、視聴者を魅了する話術や分かりやすい解説、ゲームテクニックの攻略など、視聴者と一緒にゲームを楽しむことで人気ストリーマーを目指すことが可能です。最近では、Twitch、Openrecなど、ゲームに特化した配信プラットフォームが増え、配信方法や必要スペックのハードルが下がり、ストリーマーへの間口は広くなったと言えるでしょう。元プロゲーマーのセカンドキャリアとしてプロゲーマーからストリーマーへ転向する人も増えています。
求められる知識・資質
対応力
配信では予期せぬトラブルで映像が落ちたり、動画が乱れたりする可能性があります。そのような際も冷静になり、とっさの判断で適切な対処を行う対応力が求められます。
ゲームへの理解力
ゲームに対する深い理解が必要です。ゲームの面白さを伝え、ゲームスキルやテクニックなど視聴者に有益な配信や、視聴者を飽きさせない工夫や表現が大切です。
タレント性
ファンからの投げ銭やスポンサー料がストリーマーの収入となるので、ストリーマーとしての自身のキャラクターでいかに人気を得ることが出来るかが重要視されます。ファンを楽しませるために、ファンとのコミュニケーションの場を設けたり、ファンを楽しませるイベントの企画なども時に必要です。
e-sportsストリーマーに必要な資格や試験情報
e-sportsストリーマーになるための資格はありませんが、e-sportsは世界的なイベントであることを考えると、英語力や語学力を磨いておくことをおすすめします。特にTwitchは英語圏の利用者も多く、世界中の視聴者を対象に配信をしていきたいのであれば、英語力があるとスムーズなコミュニケーションが取れるでしょう。一歩抜きん出たストリーマーになるには、ゲームセンスだけでなく、オリジナリティ溢れるワードチョイス、ゲーム攻略に関して有益な情報、視聴者への配慮ある言葉選びなどファンの心を掴む努力は欠かせません。
e-sportsストリーマーを目指せる専攻
e-sports World / スーパークリエーター科
e-sportsマネジメント専攻
- 4年制
- 高度専門士
チーム運営やイベント制作をはじめ、マーケティングからビジネスマナーといった応用まで必要不可欠なマネジメントスキルを身に付けた人材を目指します。
目指せる職業
e-sportsアナリスト / プロチームコーチ / e-sportsマネージャー / e-sportsマーケター / e-sports審判 / e-sports実況者 / e-sports解説者/ e-sports業界での企業 など
e-sports Management
e-sports World / クリエーティブデザイン科
e-sportsプロゲーマー専攻
- 3年制
- 専門士
ゲーミングスキルだけではなく自分の魅力を最大限に伸ばし、多くの人に夢や感動を届けるプロアスリートを目指します。
目指せる職業
プロゲーマー / ストリーマー / e-sportsアナリスト / プロチームコーチ / e-sports実況者 / e-sports業界での企業 / e-sportsマネージャー / e-sportsイベントスタッフ など
e-sports Professional Gamer