先日、IT系ではFracton Ventures株式会社様に来ていただいての業界特別講義を行いました。
Web3.0社会の実現に向けて啓蒙活動や、プロダクトの展開などWEB3.0のコーディネートを行っている専門家集団の企業です。
そんなプロフェッショナル集団から、海外プロジェクトの日本アンバサダーを務め、日本のコミュニティの拡大や運営を担当されている、村上様に来ていただいて講演を行っていただきました。
インターネットとかで聞き覚えのあるWeb。実は次世代の新インターネットに変わろうとしているのです。
それがWeb3.0。
ただ、新しい概念のためなかなか認識・理解が広がってないですが、巨大テック企業のプラットフォームを介さずに、ユーザー同士で直接、データやコンテンツ、お金のやり取りができるようになってしまうそうです。
Web3.0ではブロックチェーンがポイントになります。
ブロックチェーンは、不正ができない、改ざんへの耐性が高い、落ちない、自律分散型のシステムです。
ブロックチェーンは悪いものじゃないですよ~。
ブロックチェーンの仕組みにより、P2P(ピア・ツー・ピア)と呼ばれるネットワーク接続が実現すると、特定の企業によるデータ管理の必要がなくなり、企業とユーザー、ユーザーとユーザーが直接、自由に通信ができるようになるそうなのです。
最近、ニュースで出てくる、NFT。
これもWeb3に導入された最新技術です。
Non-Fungible-Token:非代替性トークンのことで、アート作品や音楽作品、イラストなどあらゆるデジタルデータに、暗号資産に用いられるブロックチェーンを組み合わせることで、作品としての唯一性を持たせる技術のことです。
クリエーターの作品への著作権や、購入者の所有権が明確になって、転売や偽物が出回ったりがなくなるといいですね。
DAO(Decentralized Autonomous Organization:自律分散型組織)とは、「会社」のアップデートとも言われる新しい組織の形です。
話を聞いていると、人数、年齢や性別、国籍関係なく世界中の人々と何かをやれたりするような会社ができてしまうのかも。
楽しくなりそうです。
最近、よく聞く単語になってきた、Metaverse(メタバース)。
インターネット上の仮想空間で、アバターを通じて、音楽や映画のイベントなどさまざまなイベントに参加し、楽しむことができます。
実際のデモを見せてもらましたが、いろんな空間がたくさんできて自由に行き来できて、いろんなことが出来るようになると思うとワクワクしますね。
話を聞いている学生たちは真剣にメモを取ってました。
まだまだこれから発展・普及していく技術ですが、これが当たり前になってくる社会がやってきます。
・まずは触ってみよう
・遊んでんみよう
・作ってみよう
・参加してみよう
チャレンジ精神をもって、やってみることが大切だと話していただきました。
新しいことは、失敗したらどうしよう、上手くできなかったらどうしよう、分からなかったらどうしようという不安がついてきます。
一歩前に踏み出して、やってみればきっと何かを見つけられます。
専門的な部分は難しかったかもですが、講義に参加した学生たちには、ぜひチャレンジ精神をもって学生生活を送ってほしいです。