twitterでも告知をしていましたが、先日の5月20日にイラストレーターの月神るな先生にTECH.C.福岡にお越しいただいての特別授業を行いました。
月神るな先生は、代表作「project LUX」「千年少女團-ミレニアムシスターズ-」などのイラストを手掛けたほか、近著にソーテック社刊 ガールズアートイラストレーションファイル「彼女図鑑」の表紙を担当。
様々な場で活躍している乙女座AB型のイラストレーターの先生です。
ちなみに九州は長崎出身とのこと。
当日の会場は高校生、在校生合わせて満席!
大学進学後にイラストレーターを目指した経緯や、プロとしてどう仕事をするようになったのかのきっかけなど、面白エピソードがいくつも披露されました。
長崎でも有数の進学校のご出身らしいのですが、何がきっかけでこういう道に進むか世の中不思議なものです。
高校生たちからお題を集めてライブドローイングも。
お題は「女子高生」「ポニーテール」「メガネ」「梅雨」。さあ、月神先生はどう描いたかというと…
じゃん!
質問に答えながらも30~40分ほどで描きあがってしまいました。
イラスト制作のペースについてもお話がありましたが、とにかく「形」にするということが大事と何度も話されていました。
パソコンの画面上だけではわからない、カードでもグッズでも、人に渡すものでなくてもいいので「形」にしてあげると見えてくるものが違うのだということです。
完成しているイラストのデータも見せていただき、仕上げのポイントなど教えていただきました。
特にこだわるポイントはと聞かれて先生が答えていたのは…
キャラの「目」なのだそう。ここだけで何時間も費やしてしまうくらい色味や処理、まつ毛の本数まで何度も試行錯誤するのだそうです。少女漫画家さんは目を描くのが命というのを聞いたことを思い出しました。
最後に先生からは学生さんたちに向かってのアドバイスとして、幸せになるために絵を描いてほしいといったことが言われました。
絵を描く道に興味があってここで出会えた「運」と「縁」
絵を描くことを学べる環境にいることの「運」と「縁」
なかなか自覚できないことかもしれないけれど、これはとても幸せなことであって、だからこそ大切にしてほしいし、嫌いになるために、諦めるためにやるのではなくて、好きなことをやって幸せになるためにやっていってほしいと熱いメッセージをいただきました。
今日の話を聞いたみんなも、自分の「好き」な道で幸せになれるように目指していってほしいと思います。