皆さん、こんにちは!マンガ系担当のオーガッチです。
福岡は一段と寒くなってきましたが、この場所は最も熱気漂う場所となったでしょう!
何があっていた場所かというと・・・
TECH.C.福岡のマンガ・コミックイラストにおける姉妹校合同のデビューコンテスト「EXTRA」の作品講評会があった会場なのです。
EXTRAは年に一度、全国の姉妹校含むマンガ・イラストを描いている学生さん達の作品のトップを決めるコンテストであり、この講評会では学内選抜で上位に残った作品をもとに、どこをどのように改善すればもっといい作品になるか、賞が取れるかといった講評をきくことで今後のデビューに向けてのステップアップにつなげるための場なのです。
イラスト部門とマンガ部門とにそれぞれ時間帯を分けての講評会を1日かけて行います。
それぞれの部門では作品制作を担当される講師の先生方も勢ぞろい!
会場は緊張感が漂っています。
名誉教育顧問である静霞薫先生も講評会に入ります。
学生達にデビューを目指すためにはどうしたらいいのか。この講評会ではあえて厳しい意見やダメ出しをするが、それが改善されればデビューできるし、プロになれるということを始めにお話しくださり、この機会を無駄にするなと強く訴えてくれました。
会場の画面にそれぞれ作品が映し出され、講師の先生達から講評が行われていきます。
より良く見せるためにはどうしたらよいか。
作品を通して一番見せたいものは何か。
ここは誰にも負けないくらい力を入れたというところはあるのか。
思い込みで描かずに、きちんと調べ、先生達に見せてきたか。
見る人にお金を出して作品を買ってもらおうという意識を持っているか。
絵の入れ方、構図の作り方、画面のメリハリ、世界観の出し方、構成などなど・・・・
静霞先生と講師の先生方から1作品ごとに細かな指摘や、なぜこうなったのか、もっとこうするべきではなかったのかなどなど、厳しくも的確で鋭い意見が話されていきます。
先生達の意見を、メモを取りながら一生懸命聞く学生達。
学生にとって自分なりに一生懸命に作った作品をダメだと言われることは、とてもしんどいことだと思います。批判されること、否定されること、怒られることは誰にだってきついものですが、プロとして業界で仕事をしていくようになれば、ダメ出しや描き直しは日常茶飯事なのです。
プロになるということは自分の描きたいものを好きに描くことではなく、自分が好きなものでありながら、読者が見たいと思うものを提供することだとオーガッチは思います。
学内上位に入り直接の講評を聞けた学生にはぜひとも、ここでの意見を受け入れてデビューに向けてのチャンスをつかんでほしいです。
今は上位に入れなかった学生達も、ここで聞いた講評内容を自分の作品作りに取り入れ、人一倍努力をすれば上位の人たちを追い抜くことも可能でしょう。
TECH.C.福岡の学生達はマンガを描くことが好き!イラストを描くことが好き!という思いを持って日々学んでくれているので、きっと今回の講評会を経て冬休み中に大きくレベルアップしてくれると思います。
皆、ファイトだ!!