みなさん、こんにちは!ゲームグラフィック担当のイシイです。
5月になってようやく気温が上がって過ごしやすい日が続くようになって来ましたね。
今年の福岡の『博多どんたく』期間中も終始天候に恵まれました。
さて、今回は先週5/3(金)に行われました特別講義をご紹介いたします。
お招きしたのは、イラストレーター:有田満弘先生です。
有田先生は、鉛筆画、水墨画などのアナログからデジタル画像まで様々なスタイルで、フリーランスイラストレーターとして活躍されています。
代表作には、以前より有名なトレーディングカードの数多くの種類のイラスト、書籍カバーのイラスト、有名ゲーム・アニメのイラストなどを手掛けられています。
有田先生の画を見た殆どの方が一度は見覚えのある、あるいは大切にしていた画の作品ばかりです。
今回の講義は通常の講義とは少し違った『ライブペイント』という形式で行われました。
有田先生が通常仕事でイラストを制作されている近い環境を再現すべく、21インチ液晶ペンタブレットを設置して、”イラストを制作しながら”プロに至った経緯、仕事、作品、技術のこと等の講義を行いました。
参加学生は、先生が瞬時に繰り出すペンタブレットを使用しての描画技術に目が釘付けになりながらも、話にも耳を傾け、メモ取りにも忙しい様子でした。
”先生が今使っているブラシの設定を教えてください”など・・・
有田先生ならではのペンタブレットの様々な設定に興味を持って聞いている学生の姿もみられました。こうした場で知り得たツールの使い方も今後の作品制作に生かしていけると期待したいです。
有田先生が講義の最後の方で、5分程度で描かれたイラストです。
プロの技術を直接垣間見ることによって、エナジーも沢山いただくことの出来た有意義な時間でした。