みなさん今日は、ゲームグラフィック担当のイシイです。
今週は入学式があり、履修登録があり、・・・いよいよ新学期超目前といった感じのFCAです。
特撮映画を観よう!の第3弾です。やはり、レイハリーハウゼンの映画を紹介しましょう。
「シンドバット黄金の航海」1974年公開のアメリカ映画。
シンドバットの帆船に、ホムンクルス(妖精)が黄金の刻印を落として去った。
アラビアに着いたシンドバットは、魔術師クーラとその手下に黄金の刻印を奪われ
そうになりますが難を逃れ、宰相のビジエルに面会する。
ビジエルは魔力により顔面に大火傷を負っており、黄金の仮面をつけていた・・・。
黄金のマスクを被っている宰相の姿も異様で不気味ではありますが
この作品には他にも数多くのキャラクターが登場します。
クリーチャーでおススメなのは、”一つ目ケンタウロス”と”カリー”です。
ケンタウロスでも通常の神話の本に載っているような、「ナルニア国物語」に
出てくるような、人馬一体となった凛々しいスタイルではなく、一つ目で鱗に覆われた
人体部分を持ったおぞましい姿です。それが良いのですが。
6本の腕を持った石像で、剣を持ってシンドバット等に襲いかかります。
剣を持った6本の腕がシンドバット等と見事にチャンバラする様は迫力満点。
このストップモーションは必見です。モデルアニメーターの凄さが伝わります。
低予算にも関わらず、衣装、道具などにも味が合って物語全体の雰囲気を
盛り上げるのに素晴らしいです。
今回紹介した特撮作品も、ファンタジー想像に役立てる為に十分な要素を兼ね備えた
興味ある作品です。皆さんも是非、鑑賞してみてください。