皆さん、こんにちはゲームグラフィック担当のイシイです
今回はそんな「背景デザインⅡ」の授業風景の一部を紹介します。
「背景デザインⅡ」の授業は、ゲームを想定した風景、背景、道具、乗り物などを考える授業ですが、今の時期は身の周りの風景をスケッチする内容の授業を行っています。
授業を受けているのは2年生です。
学生さんが風景画を描いてきたものに講師の先生がアドバイスをしているところです。
風景画は鉛筆のみで調子を変えながら描かれたものです。講師の先生にここでアドバイスを受けているのは、ネリゴム(消しゴム)は線を消すためだけに使用せず、線を描く道具として利用するということ。
遠景の山と空の境目に奥行き感が不足していたものを、ネリゴムを使用して強弱で消したり、空をネリゴムで描くことで、山と空の間の境目に光を感じられるようになり、薄くボケた山々の輪郭からは空気感が増していきます。
この画に関しては、空以外にネリゴムを使用して雲を描く表現方法に関しても指導を受けていました。
こうした事は非常に細かい所ではありますが、細かな”気づき”の積み重ねが違和感の無いリアルな作品(CG等)を生み出す力となるのです。
画(風景)を描くという事は、観えた情報を再現する感覚を確かめる作業であるということを再認識させられます。
因みにゲーム会社をデザイナーとして就職試験を受ける際は、こうした風景画を選考課題として要求してくる企業も少なくないのですよ。